いざ、言葉の森へ

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【神のお告げで!?】人生が180度変わった、愛情に溢れる聖女マザー・テレサ

 

1997年まで生きていらっしゃった方なので、

名前くらいは知っているという方が多いのではないでしょうか。

 

彼女の名前はマザー・テレサ

( 本名:アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ⇦アルバニア語 ) と言います。

 

 

 

貧しい人のためなら何でもする、そんな女性です

 

最初はホスピス児童養護施設を開設していくなどの小さな活動でしたが、

相手の状態や宗派を問わないテレサたちの活動

は世界から注目を受け、次第にたくさんのサポートや資金がきました。

 

そして、カトリック教会も影響を受けるほどになり、

「神の愛の宣教者修道士会」や「神の愛の宣教者信徒会」というのが次々に設立されていきました。

 

 

マザー・テレサの略歴と関連事項〉

 

マザー・テレサは、1910年に

オスマン帝国領のコソボ州・ユスキュプ(現代のマケドニアスコピエ)に

生まれました。

 

幼少のころから頭の良い子で12歳の時にはすでに、

将来はインドで修道女として働きたいという夢を持っていたそうです。

 

そして、18歳でロレト修道女会という女子教育を行う修道会に入り、

のちにインドへ渡り、修道名(⇦カトリック教会や正教会で、

修道者が願いを成就させるという誓いを立てるときに与えられる名前) を

テレサとしました。

 

修道女となったテレサは、

聖マリア学院という所で上流階級の子供たちに地理を教えていましたが、

ある日列車に乗っていたところ神のお告げを聞き、

その内容が「最も貧しい人たちの元で働きなさい」だったそうです。

 

そして、彼女はそのお告げの通りに修道院を出て、スラム街で無料の授業を行うようになりました。

 

 

有名になれば、支援者や活動資金も増えます。

そして彼女は貧しい人たちに食べ物などをあげられるのならと、

積極的に宣伝活動を行なったり、あまり資金援助受けたくない (悪い噂のある人たち) からもお金をもらったりしていたそうです。

 

そのことで批判されたりしますが、気にせず自分の信念を押し通したそうです。

 

 

マザー・テレサの名言

 

・人を裁いていては、人を愛する時間を失ってしまう。

 

 

・平和は微笑みから始まります。

 

 

・あなたは、あなたであればいい。

  まさに、金子みすずさんの『みんなちがって、みんないい』という詩の内容と同じですね。

 

・成功をすると、不実な友と、本当の敵を得てしまうことでしょう。それでも成功しなさい。

 

 

・人はしばしば不合理で、非論理的で、自己中心的です。それでも許しなさい。

 

 

一切れのパンではなく、多くの人は愛に、小さなほほえみに飢えているのです。

 

 

・富める人のほうが貧しいと思うときがあります。富める人のほうが内心孤独であることが多いのです。

 

 

・(世界平和のためにできることですか?という質問に対して) 家に帰って、家族を大切にして下さい。

  そうです、小さなことからが大事。

 

⇧《ノーベル平和賞を受賞した時の写真》

 

〈私の独り言〉 

 

癒されるような、そして勇気づけられる言葉が多いテレサの言葉。

 

やはり自分がたとえ裕福になれなくとも社会的弱者を助けるために活動していたというのがすごいです。

 

テレサは聖女といわれますが、人はしばしば不条理で、非論理的…と言っているように、彼女には黒い噂があると言われています。

真偽の程は分かりませんが。

 

まぁ人間には誰しも欠点があります。

でも、それをお互いに理解し、補いあえる関係になるともっと良い世界になる、と私は思います。