いざ、言葉の森へ

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【知らないとちょっと恥ずかしい!?】アメリカで知らない人はいない、トーマス・ジェファーソン

 

下の画像、2ドル札の顔にもなっているジェファーソン

 

1776年にアメリカがイギリスから独立する際に

彼が「アメリカ独立宣言」を起草し、

初代国務長官、第2代副大統領、第3代大統領にもなりました。

 

 

 

彼こそが、アメリカ合衆国を創り上げた人物の一人

 

 アメリカ合衆国建国から

150年に名前を残す人物としてラシュモア山という所の岩壁に、

ジェファーソンの顔が彫られています。

 

(ご存知でしょうが、マンガ『NARUTO』で歴代の火影が彫られてる岩壁のモデルです。)

『ラシュモア山国立記念公園』 (左から順番に、 ジョージ・ワシントントーマス・ジェファーソンセオドア・ルーズベルトエイブラハム・リンカーン)

 

 

トーマス・ジェファーソンの略歴と関連事項〉

 

1743年に、バージニア植民地 (⇦北アメリカ大陸に設立された旧イギリス領植民地です。現在はアメリカのバージニア州。 )で生まれました。

 

彼は、かなり教育されていたようで

9歳の時にはすでに

ラテン語古代ギリシア語とフランス語の

3つの言語を学び始めていたそうです。

 

そして、16歳の時にバージニアの名門ウィリアム・アンド・メアリー大学に入り、

2年で卒業。

その後、勉強熱心な彼は他の大学にも通い、哲学などを学んだそうです。

 

 

非常に頭が良く、建築や考古学や数学、哲学などを熱心に勉強していて

大統領を辞めた後は教育に力を注ぎ

バージニア大学を創立しました。

👆バージニア大学

 

この大学で有名な卒業生と言えば、

ロバート・ケネディ明石康(⇦元国連事務次長)でしょうか。

卒業はしていませんが、

詩人で小説家のエドガー・アラン・ポーも在籍していたそうです。

 

 

ジェファーソンは、1826年にバージニア州で83歳で亡くなります

 

して、

かつては政治のライバルでもあった

友人の第2代大統領ジョン・アダムスも

同じ日に亡くなっています。

 

何か二人には強い運命の結びつきがあったのでは、と思ってしまいます。

 

👇ちなみに、この人がジョン・アダムス

 

トーマス・ジェファーソンの名言

 

・頑丈な体は、力強い精神を作ってくれる。

 

・今日できることを明日までのばすな。

  まさに、いつやるの?…に近いです。

  

・人々が政府を恐れる時、そこには暴政があり、政府が人々を恐れる時、そこには自由がある。

 

・腹が立ったら、十まで数えなさい。さらに腹が立ったらなら、百まで数えなさい。

  常に、冷静であれということでしょうか。

 

・お金を手にする前にお金を使うな。

 

・過去の歴史より、私は未来の夢のほうが好きだ。

 

・すべての人に丁寧に接しなさい。だが、親密に接することはあまりしてはならない。

 

・本がなければ生きられない。

 勉強熱心だったというのが、よくわかる言葉です。

 

 

〈私の独り言〉 

 

アメリカに住んでいた方や世界史の教科書などをしっかり読んだことがあるような方ならトーマス・ジェファーソンを「知ってて、当たり前だ」と仰るでしょうが、私は日本史ばかりをやっていたので、まったく知りませんでした。

 (世界史の授業を真面目に受けるべきでした。)

 

アメリカと世界史が好きな方、すいません。

 

では、なぜ私が彼を知ることになったかと言うと、ある英語の本でアメリカ建国の父に…そんな内容の文章を読んで「誰なんだ、それは」と思い、詳しく調べたら彼が出てきたということです(笑)

 

しかし、大学まで作るとはさすが勉強熱心で大統領を務めた方です。私とは大違い!