松下幸之助は面接で、自分は運が悪い!と答えたやつは、東大卒や有能な人財でも落とす
日本に住んでいる人なら一度は、聞いたことがあると思う名前だと思います。
どんな人物か、説明不要ということで!さっそく、名言や雑学紹介をしていきます。
面接試験で自分は運が悪い!と言ったやつは、超優秀な人財であろうと落とす
彼は、必ず面接の最後に『あなたは運がよいですか?』と質問をし、
もし『私は運が悪い方かもしれません』と答えたら
東大卒でもあろうと、面接内容が良かろうと、輝かしい業績があろうと不合格にするという人物。
いや…正直、こんな面接回答ごときで落とすなよ(笑)
と思いましたが、松下幸之助は運というものに、非常にこだわっていたそうです。
松下氏は、23年間側近だった江口克彦氏に『人間、90%が運命やな』と言いました。
そして、松下氏は
『日本人として生まれたのも、この時代に生まれたのも、わしの意志ではない。
たまたま、偶然に生まれてきた。生まれた家も、環境も、いわば運命や。
わしが決めたものではないわな。』とも言いました。
つまり彼は、努力でどうにかなる面もあるけれど
運=運命というのは、自分でどうにかするものではないので、
自身の事を『運が悪い』と言う人は、運命に恵まれていない!
と自分から言っている (=悪い運を引き寄せてしまう) ようなものと考えたのだと思います。
なので、面接で毎回最後に聞いていたのでしょう。
正直、松下幸之助って何がすごいのよ? と思っていた時期が私にはありました(笑)
私は昔、松下幸之助って何がすごいの?
まぁ…創業者だし、運が良かっただけなんじゃね。と思っていました。
松下電器 (現:Panasonic) 関連の方が読んでたら、すいません!
今は、確かに運も含めて松下幸之助氏は
才能や人財に恵まれていた人なんだなと思います。
【個人的に、松下幸之助がすごいなと思う3つのこと!】
①つ目
大阪の路面電車を見て感動し、16歳で大阪電燈(現:関西電力)に入社。
当時の電球は自宅に直接電線を引く方式で、電球の取り外しも専門知識が必要な危険な作業であったため、簡単に電球を取り外すことができる電球ソケットを大阪電燈にいる時に発明したこと。
👇イメージ写真
②つ目
松下氏は、交通渋滞が原因で会議に間に合わなかった際、
運転手のせいにするではなく、社内処分として自らの給与を10%を減給。
社長も間違えたら罰を受けるということを社内の人間に示すことで、
社員の士気を上げたこと。
これ以外にも、当時のダイエー社長・中内功と30年にわたるダイエー・松下戦争、政界に影響を与えようと創った松下政経塾など色々あります。
興味がある方は彼の事が書いてある本を読むと、さらに深く知れて面白いと思います。
松下幸之助 若き社会人に贈ることば―自分の幸せは自分でつくれ (PHP文庫)
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経営の神様・松下幸之助の名言
↑自分に合わない仕事は、確かにあると思います。ただ、ちゃんと自分が出来る事をしっかりこなした上で、転職等を考えて欲しいです。
↑何事もそうなんですけど、悪い面ってなんか目につきやすいんですよね(笑) テレビや新聞、ネットも何か事件が起こるとマイナス点ばかり掘り下げて、叩きますから。
↑自分の求めるハードルが高すぎて、理想論や実現不可能な事ばかり言う人は、まさにこんな感じだと思います。
彼の名言や生き方をまねしたからといって、
松下幸之助のような人生を送ることは多くの人は出来ません。
ただ、彼の考え方は商売にすごく役に立つと思います。
名言とは言いますが、プロのによる商売方法のアドバイスと考えることも出来ますし(笑)
たいしたことない私も仕事をする時は『やっぱり、あの人と仕事をしたいな!』と思われるような仕事をしようと考えて、基本的に小さな事も軽視せずにやっていますし。
神は細部に宿るとか言いますからね!
今回はここまで、またの機会があれば。