いざ、言葉の森へ

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ダーウィン「人間は、元を辿れば猿の仲間!」 - キリスト教派 「はぁ!?、人間は神が作ったんだよ(怒)」

 

ダーウィンと言えば、

種の起源』や『進化論』で有名な生物学者 (正確には地質学者) ですよね。

 

1859年に『種の起源』が出版され、

その内容が認知されるようになると、いろいろな分野に影響を及ぼしました。

 

 

19世紀の科学界や精神世界、特にキリスト教に大きなインパクトを与えた『進化論』

 

キリスト教では、

人間は神が創り出した『神の子』という考えだったのに、実は猿と同類であると証明されてしまったのですから、

猛反発。

 

まぁ、19世紀は自動車はあまり一般に普及しておらず、

ようやく電球が出来た頃でしたからね。

 

本の内容は、ざっくり言うとダーウィンの『自然淘汰説』を要約したもので、

いわゆるダーウィンの進化論と呼ばれます。

 

 

⇩そして下の画像はまさに、教科書にも載っている人間の進化の過程を示したものです。(これは確かに、今までキリスト教を教えを当たり前だと思ってた人は信じたくないかも)

 

ダーウィンの略歴と関連事項

 

 

 本名はチャールズ・ロバート・ダーウィン

イングランド (イギリス) の裕福な家庭に生まれました。

 

幼少のころから博物学 (自然科学すべてのこと) が好きでした。

大学では医学の道に進みますが、あまり興味が湧かなかったため中退。

そして、父の薦めで牧師になるためにケンブリッジ大学クライスツ・カレッジに進みます。

 

 

大学卒業後は数々の航海に出て、様々な土地での生物や自然植物などを観察し、研究しました。

 

彼は研究を続けていく中で、『進化論』という答えを見つけ出しました。

  

 『ガラパゴスゾウガメ』

 

そして驚きなのが、ダーウィンガラパゴス諸島から連れてきたとされる

ガラパゴスゾウガメが、2006年まで生きていました。

年齢は175歳だったそうです。すごい長生き!

 

ちなみに調べてみたら、

ガラパゴスゾウガメの平均寿命は100歳

 

ダーウィンの連れてきたのは、ゾウガメの中でもかなり長生きだったみたいです。

 

⇩ほかにも長生きな動物がいるので気になった方は下の記事をご覧ください。

  

ダーウィンの的確過ぎる名言

 

・生き残る種とは、最も強いものでも、最も知性があるものでもない。それは、変化に最も対応できたものである。

  

  

・無知というのは、しばしば知識よりも確信に満ちている。科学によって様々な問題を解決することは、絶対にできないと主張するのは、きまって知識がない人である。

 

 

・科学者は希望や愛情を捨てて、石の心を持つべきだ。

  達成できるまで、努力し続けろという事でしょうか。

 

・私は名声を得るために、自分の道から1インチなりともはずれたことはなかった。

 

 

・赤面の表情は、最も特有で、最も人間らしい感情表現である。

 

 

・誰が正しいかではなく、何が正しいかが重要だ。

 ↑あの人がどうこうと言うよりも、自分での判断できる物差しが大切という事ですね。

 

 

〈私の独り言〉

 

私は生物や地質学と聞くと、学生時代苦手だったのでついつい構えてしまいます。でも、ちゃんとした基本書を見ると分かりやすかったですし、面白い。

 

学校の授業や教科書が面白いと感じなかったのは、やはり自分から調べ、学ぼうとする意欲だと今更ながら思いました。ほんとに今更。

 

さて、ダーウィンの名言はなかなか的を得ていることが多かったと思います。

 

特に1番目の言葉は、 会社でいえばどんなに大量のお金や優秀な人材がいても、時代の変化についていけなければ、その企業はいつか廃れる。

 

これはもう、いつの時代も変えられない世界の真理なんでしょうね。