【12歳で、超名門ケンブリッジ大学に入学】もはや、頭が良いというレベルの人じゃない。
皆さんは、2010年に14歳でケンブリッジ大学に入学した
アラン・フェルナンデス君はご存知でしょうか。
ちなみに、1774年にも14歳で
同大学に入ったウィリアム・ピットという人がいて、
237年ぶりの快挙だそうです。
しかし、フランシス・ベーコンは12歳で入学しました。
ベーコンは16世紀頃の人で、現代と教育システムが違うでしょうから
単純に比べてはいけないのでしょうが、
日本で言えば小学6年生くらいが大学に入るって感じですよ。
23歳で、国会議員にまでなった秀才
ベーコンは1561年にロンドンで生まれた、ルネサンス期 ※1の人です。
12歳でケンブリッジ大学に入学したのち
法曹院 (←非営利の弁護士組織) という所で法律を学び、
23歳の時には国会議員にもなりました。
哲学や法学などを特に研究し、
それらに関する書籍を多く残していました。
ただ、1626年に冷凍の実験を行った際に悪寒にかかり、
それがもとで亡くなってしまいました。
智の巨人、フランシス・ベーコンの名言
・知識は力なり。
↑彼のことは知らなくても、この言葉は知っているという人も多いほど、有名な言葉です。
・恋をして、しかも賢くあることは不可能だ。
・沈黙は愚者たちの美徳である。
・死は我々の友である。死を受け入れる用意の出来ていないものは、何かを心得ているとはいえない。
・もしお金を汝の召使いとしなければ、お金は汝の主人となるだろう。
・人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。
・青年たちは判断するよりも発明すること、評議するよりも実行すること、決まった仕事より新しい企てに適している。
・過ぎ去ったものは、もはや再び帰らない。賢者は現在と未来について考えるだけで手一杯であるから、過ぎ去った事柄をくよくよ考えている暇がない。
・われわれは自分の言葉を統御していると考えているが、しかし、われわれが言葉によって支配され統御されているのである。
↑なるほど、確かに嫌なことを言われれば嫌な気持ちになるし、会社の上司による命令なら達成しなくては、と考えますよね。
・読むことは人を豊かにし、話すことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする。
⇩ちなみに、画家でもフランシス・ベーコンという名前の方がいます。
《私の独り言》
私がベーコンを知ったのは、ある英文に哲学に関することが書いてあって、そこに彼の名前が書いてあったからでした。
最初は、おいしそうな名…ではなく、とてもカッコいい名前だなと思い、調べたら発言や考えが面白く感じて、いつの間に詳しく調べていました。
もしかしたら、私が個人的に哲学を学ぶきっかけになったのも彼かもしれません。