いざ、言葉の森へ

偉人から漫画に至るまで。名言や雑学などの紹介をしてます。

 

スティーブ・ジョブズが面接試験で「あなたは、ドーテーかい?」←えっ!? 何言ってんの?

 

今回、名言の紹介する方はスティーブ・ジョブズ

スマホやパソコンを使ったことがある人で

この名前を知らない方はおそらくいないでしょう。

  

  

  

もしあなたが男性で、アップルの面接試験を受けに来て、こんな事を言われたらどうしますか?

 

さて早速ですが、一番上のタイトルの文はジョブズ

実際の面接で質問しました。かなり返答に困る質問でしょう。

 

どうして彼は、タイトルのようなを質問したのでしょうか?

  

それは、この質問を柔軟かつ、冷静に答えられる人財

ジョブズが欲しがっていたからです。

 

逆に怒ったり、ごもったり、答えられないような人物は要らないという事です。

ちなみに、タイトルで問い直した私は即不合格でしょうね(笑)

 

 

こんなデリケートな事を面接試験で聞かなくてもいいじゃないかと思うかもしれません。

しかし、この質問は

実際の仕事で、あなたが未知の出来事や難題にぶち当たった時にどんな対応や行動が取れるのかを、見ているのです。

 

確かに聞いてる内容は良くありませんが

だからこそ相手の素の姿が見えてくるので、

数ある受験者の中から本当に頭の良い人を選ぶために

ジョブズは使っていたのでしょう。

 

テレビで特集が組まれるほど、有名なジョブズの人生

 

 ※彼の人生は多くの方が知ってるかと思うので、要点を簡単に説明します。

 

本名はスティーブン・ポール・ジョブズ

1955年にアメリカで生まれました。

そして、生まれてからすぐに養子に出され、

彼を大学に行かせることを条件に

ジョブズ夫妻に引き取られました。

 

その後、名門リード大学に入学するも1学期で中退し、もぐりの学生となります。

思想や仏教などにハマったジョブズは、あこがれから友人とインドに行きます。

 

しかしインドに着いた彼が見たのは、

ほんとにここが仏教の聖地かと思うほど

想像とかけ離れたインドの実態にショックを受け

アメリカに帰りました。

 

そののち、ヒューレット・パッカードで働いていた時に出会った

スティーブ・ウォズニアックと共にAppleComputerを創業します。

 

ちなみに、社名のAppleジョブズとウォズニアックが音楽好きで、

ビートルズのレコード会社がAppleだったので、

この社名したのではと言われているそうです。

諸説あるそうですが、例えばリンゴは知恵の実で良いイメージとか。

 

 

パーソナルパソコンのApple Iを開発し

そして改良版のApple IIが爆発的に売れ、

アップルは大きくなっていきます。

 

そののち、社員に対してあまりにも無理な注文を出したり、

当時の社長を引きずり降ろそうと画策した結果、

ジョブズ仕事をはく奪され、

何も出来ないことに絶望した彼は

自ら辞表を出してアップルを辞職することに。

 

そして、ピクサー(アニメ―ション製作会社)とNeXT(コンピューター会社)を設立。

ピクサーでは映画『トイ・ストーリー』が成功したことにより、

多額の資産を手に入れ、

NeXTではやはりジョブズが創った技術が良かったので

Appleが買収することになり、アップルに非常勤顧問という形で復帰しました。

NeXT - Wikipedia

 

その後、経営権を取り戻したジョブズはCEOに就任し、

従業員たちに最大限頑張ってもらった結果

(ちょっとでも妥協したものをつくれば、「こんなものは要らない!今すぐ、やり直せ!!」と叱咤したそうです。)

iPodiPhoneMacBookなど革新的な商品を世に送り出しました。

 

  

しかし、すい臓ガンなどに苦しめられたジョブズは2011年の8月24日にCEOを辞職し、会長に退くことに。

この時にはすでに歩けなくなっていて、車イスで取締役会に参加していたそうです。

 

ジョブズが亡くなる前日(2011年の10月4日)の午前中に

iPhone 4Sの正式発表が行われ、

なんとか死ぬ前に彼はその発表を見届け、亡くなりました。

 

 

社員からは『現実歪曲空間』と呼ばれ、不可能を可能にさせたジョブズの名言

 

・自分で始めた会社をクビになる奴なんて、あり得るかい?

  実際には自らの意志で辞めたようですが、会社でやる仕事がないなら辞めさせられたに近いでしょうね。

 

・もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?

 

 

・結果の平等はともかく、機会というものは誰にでも平等であると固く信じている。

 

 

・私は持っているテクノロジーをすべて引き替えにしても、ソクラテスとの午後のひとときを選ぶね。

  ※ソクラテス - Wikipedia ←そういえば、どんな人だっけ?という方は。

 

 

・革新的なことをしていると、たまに過ちを犯す。一番良いのは、すぐその過ちを認めて、次の革新を急ぐことだ。

 

 

・貪欲であれ、馬鹿であれ。(Stay hungry. Stay foolish.)

  彼が若いころに読んだ雑誌の裏に書いてあった言葉で、すごく印象に残った言葉だそうです。

 

・自分自身がクオリティの判断基準となれ。

 

 

・ あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして、無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(常識や柔軟性を欠く信条)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。

 

 

 

《私の独り言》

 

とうとう、この人を紹介することが出来ました。

 

ジョブズはあまりにも有名ですし、テレビや本などでも紹介され尽した人なのでやめておこうかなと思っていました。

 

ただ、私が使っているパソコンやスマホApple製品を使ってるんだから、しないわけにはいかないわ、という使命感が湧き今回に至ります(笑)

 

あと、彼はプレゼンやスピーチもうまく、とても評価されています。私はジョブズのいろんな動画見たんですが、やはり感動することもあれば、芸術的だなとも感じました。