「もったいない」という日本語にとても感銘を受けた、アフリカ人女性初のノーベル平和賞受賞者
「MOTTAINAI(もったいない)」という言葉は英語で、
3R=
Reuse(再使用)
Reduce(消費削減)
Recycle(再生利用)
そして自然や物に対する
Respect(尊敬)の全ての意味を表現できます。
その言葉を率先して世界共通の言葉として広めていったのが今回の主役、
ワンガリ・マータイさんです。
自国の独裁政権を批判し逮捕されたこともありながら、様々な活動を続けていた強靭な精神力の持ち主!
以前、彼女はテレビに出演されていたので、
ご存知の方も多いかもしれません。
しかし、彼女が
自国の政権を批判し、数回も逮捕と投獄をされたり、夫からは手に負えないと離婚させられたり
など壮絶な人生を潜り抜けている人物であるというのは、あまり知られていません。
そして、そんな戦いを続けてきた彼女の人生などを紹介していきたいと思います。
〈ワンガリ・マータイの略歴と関連事項〉
彼女は1940年、ケニアの農家の生まれで幼少期から勉強が良くでき
高校生は首席で卒業。
政府留学生に選ばれ、アメリカなどに留学、
ケニアのナイロビ大学で博士号(獣医学)を取得し
1971年にこの大学で初の女性教授となりました。
1977年には、環境問題などを解決を目指す
『グリーン・ベルト・ムーブメント』というNGO団体を設立し、
アフリカ全土に植林活動をしてきました。
そして以前、独裁政権だったケニアで政権を批判し、
逮捕や投獄されたこともあります。
2004年には、環境分野の活動家として、
アフリカ人女性で史上初のノーベル平和賞を受賞しました。
ワンガリ・マータイの名言
↑小さなことからコツコツと、ですね。
↑長い文章でしたが、とても重要なことだと思います!
ケニアで裕福な家庭に生まれたわけではない彼女がここまで活躍できたのは、彼女自身の努力と行動力だと思います。
何かを成し遂げるには、特にこの二つは重要になりますよね。
そういえば、以前見たテレビ番組でアフリカの貧しい子供たちに記者が「今、君たちがやりたいことは何?」と聞くと、
その子供たちは目を輝かせて「勉強!」と答えていたのが未だに忘れられません。